持続可能な開発目標(SDGs)とは?
「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」とは、2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択され、「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標です。発展途上国だけでなく先進国も対象とし、「経済」、「社会」、「環境」の3つの分野全てで取り組む目標を設定しています。
弊社のこれまでの活動
弊社は県内で唯一放射線測定を主に取り扱っている会社です。
中でもその多くは医療電離放射線が占めています。
医療電離放射線とは、多くは医療に用いるエックス線を示します。
エックス線は有害な放射線の一種であり、エックス線による被ばくは放射線障害を伴い人体に様々な影響を及ぼします。
使用に当たっては法律によって適切に管理されることが義務づけられており、現場では指定された場所で正しい線量を測定すること、使用場所の建屋等が災害による破損や経年による劣化等がないかもしっかり確認し、エックス線を外部へ漏洩させないことが非常に重要となります。
弊社は法律を遵守し、より安全に配慮した測定を行うことで、質の高い医療の提供へ貢献しています。
今後の活動
エックス線検査では検査目的に応じて最適なエネルギーと照射線量を選択する必要があります。
しかし、古い装置を使用している場合やエックス線撮影技術に精通していない医療機関では、エネルギーと照射量を最適に選択する事が困難なために、検査部位の最適な撮影が難しくなり、誤診や見落としを生じる可能性があります。
また、人体に不適正な線量の照射を行っている恐れもあります。
今後は医療機関と連携しながら電離放射線の正しい知識と運用方法の普及を行うことで、電離放射線の最適化利用及び被ばく線量の低減化を実現し、「医療の質」を維持し、「健康の取り組み」を継続させていきたいと考えています。