最先端技術を駆使した451P電離箱サーベイ・メーターは、通常の環境下のみならず、苛酷な環境下においてもお使い頂けるバッテリー駆動のハンド・ヘルド・メーターです。
自動レンジ切替で各種の放射線源( X線とガンマ線)からの線量率と蓄積線量を測定します。
電離箱検出器は漏出、原子線錯乱、およびピンホールからの放射線に対して高速応答が可能です。
また、低ノイズ・チャンバー・バイアス電源による高速バック・グラウンド時間設定が可能です。
デジタル・ディスプレイで、ディスプレイ部にはアナログ・バーグラフ、 2.5桁読み値表示、バッテリーの残量表示、フリーズ(ピーク・ホールド)モード・インジケーター表示があり、自動のバック・ライト機能も搭載されています。
ユーザー操作部は、ON/OFFボタンとMODEボタンで構成されています。
ケースは、軽量かつ堅牢で、水分が内部に入り難いよう設計されています。
RS-232インターフェイスを使用しコンピューターに直接接続して、Windows対応 Excelアドイン (451EXL)と連動することができ、本器の諸機能を拡張することができます。
このソフトウェアにより、データの取得とユーザー・パラメーターの選択が可能になります。
高感度電離箱サーベイ・メーター(451P型) | |
検出器 | 加圧型電離箱 |
エンドユーザー | X線装置製造者 |
自治体の検査官 | |
政府機関 | |
生物医学技術者 | |
輸入貨物スキャナーのメンテナンス技術者 | |
検出放射線 | X線、ガンマ線 |
FLUKE-Biomedical社製(米国) |
主な機能
・線量率と線量の高感度測定とピーク線量率の記録が可能
・自動レンジ切替および自動ゼロ調整
・オプションの Windowsベース Excelアドインと連携する RS-232通信インターフェイスによりデータの記録が可能
・人間工学に基づく疲労防止ハンドル。取り外し可能グリップ、リスト・ストラップ、及び三脚マウント
・バッテリー交換が容易な本体下部の電池蓋
・線量当量のエネルギー応答が利用可能
検出放射線 | ベータ線 | 1MeV~ |
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ガンマ線 | 25 keV~ | |
作動範囲応答時間 | ・0 ~ 5μSv/h (5秒) ・0 ~ 50μSv/h (2秒) ・0 ~ 500μSv/h (1.8秒) ・0 ~ 5mSv/h (1.8秒) ・0 ~ 50mSv/h (1.8秒) |
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確度 | 読み値の±10%。(各レンジのフル・スケール値の 10~100 %の範囲内) | |
検出器 | 電離箱(空気電離) | 230 cc |
電離箱壁面(フェノール樹脂) | 246 mg/c㎡ | |
電離箱検出窓(マイラー) | 6.6 mg/c㎡ | |
ベータ・スライド | 440 mg/c㎡ | |
自動機能 | 自動ゼロ調整、自動レンジ切替、自動バック・ライト表示 | |
電源 | 9Vアルカリ電池 2本で 200 時間作動 | |
ウォームアップ時間 | 2分(但し環境と同じ温度であること) | |
バック・ライト付アナログ/デジタル表示 | アナログ | 6.4 cm長、100セグメントのバーグラフ。バーグラフは 5つの主要セグメントに分割。各セグメントに本器の測定レンジに適した数値で表示 |
デジタル | 作動レンジに応じて 500カウントのデジタル表示。測定単位は常時表示。数字表示部の高さ 6.4 mm。低バッテリー及びフリーズ(ピーク・ホールド)モード表示 | |
モード | 積算モード | 電源投入後 30秒後に継続的に作動。積算は表示がμSv/hあるいは mSv/h表示時でも実行 |
フリーズ・モード | バーグラフに表示されたピーク値を示す目盛りを維持しながら計器は測定を続け、リアルタイムで放射線測定値を表示 | |
使用環境 | 温度範囲 | -20℃~50℃ |
相対湿度 | 0 %~90 % | |
屈地性 | < 1 % | |
エネルギー特性(代表値) | 窒素16 ガンマ線の測定値の 110 %から 120 %(Lowell 大学における調査による) | |
寸法 | 10 cm x 20 cm x 15 cm | |
重量 | 1.07 kg |